こんにちは。COZUCHI(コヅチ)は、簡単に言えば、1万円と少額からプロが厳選した不動産に投資できるサービスです。
COZUCHIのサービスは、2019年7月からスタートしていますが、一部のユーザー限定で、2020年12月から一般募集が開始されました。
「COZUCHIとはどんなサービス?」
「少額から、不動産投資で資産運用したい」
「相場に影響されにくい投資がしたい」
「ポートフォリオの拡大や分散先を考えている」
と思うなら、COZUCHIを知っておいて損はありません。
そのようなあなたのために、COZUCHIを始める前に必ず知っておきたいトピックスを1ページにまとめています。
- 更新履歴
- 1.COZUCHIの運営会社
- 2.COZUCHIの3つの特徴
- 3.COZUCHIのファンドの利回り分析及び配当分析
- 4.COZUCHIの評判
- 5.COZUCHIのファンドの募集方式と当選確率
- 6.COZUCHIの口座開設(会員登録)と手数料
- 7.COZUCHIのポイントサイト及びキャンペーン
- 8.COZUCHIの配当金の確定申告
- 9.その他気になること
- まとめ
更新履歴
-
ファンドの利回り分析及び配当分析をアップデートしました。[2024.10.6]
1.COZUCHIの運営会社
まず、COZUCHIのサービス内容を理解する前に、運営会社について理解しておきましょう。
運営会社は、LAETORI株式会社です。
1999年5月に設立され、不動産事業を営んでいます。
運営会社で見るべきポイントは、信用性を担保するため、顔と名前がきちんと掲載されていることです。
責任を果たすという表れでもあります。
COZUCHIでは、LAETORI代表取締役社長の武藤 弥(わたる)氏が掲載されています。
また、社長以外のメンバーも、運営会社HPにきちんと掲載されていました。
これらの点を踏まえ、COZUCHIの信用性はOKと言えるでしょう。
[出典:LAETORI株式会社]
また、運営会社の財務状況も確認しておきたいところです。
ただし、非上場企業の場合は、開示されていない場合も多いです。その場合は、サービスの運営状況や実績を確認しましょう。
COZUCHIでは、運営会社LAETORIのHPで決算公告が開示されています。
2023年6月期の貸借対照表を用いて、財務分析のうち、安全性について分析してみました。
一般に、安全性分析は、短期的な安全性の指標として「流動比率」と「当座比率」、財務体質の指標として「自己資本比率」、長期的な安全性の指標として「固定比率」と「固定長期適合率」が用いられます。
LAETORIの各指標は以下の通りでした。
- 流動比率=流動資産/流動負債×100%=560,303/307,447×100%=182%
- 当座比率=当座資産*/流動負債×100%=394,297/307,447×100%=128%
(*:流動資産のうち、販売用不動産を除く合計としました) - 自己資本比率=株主資本/総資産×100%=443,040/912,765×100%=49%
- 固定比率=固定資産/自己資本×100%=352,462/443,040×100%=80%
- 固定長期適合率=固定資産/(自己資本+固定負債)×100%=352,462/(443,040+162,277)×100%=58%
流動比率と当座比率は100%を超えているので問題ありません。
自己資本比率は、不動産業では一般に8%~10%であるため、49%は問題ないレベルかと思います。
固定比率と固定長期適合率は100%未満で問題ありません。
また、サービス実績では、後述するファンド募集到達率や実績利回りでも確認できて問題ありません。
以上を踏まえ、現時点では、COZUCHIは利用しても問題ないと考えています。
2.COZUCHIの3つの特徴
ここからCOZUCHIのサービスを深堀していきます。
COZUCHIは、不動産クラウドファンディングという分類のサービスです。
「不動産クラウドファンディング」とは、インターネットを通じて投資家から資金を集め、集めた資金をもとに不動産運用を行い、運用益や売買差益を投資家に分配する仕組みです。
元本保証ではありません。
COZUCHIの特徴は、以下3点です。
- 1万円から投資可能で、途中換金も可能
- インカムゲイン型とキャピタルゲイン重視型の2種類のファンドをラインナップ
- 優先劣後出資方式、マスターリース契約、買取保証で、元本割れリスクを低減
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
1万円から投資可能で、途中換金も可能
「不動産投資するには、大金が必要なんでしょ」と思われる方が多いですよね。
いいえ、COZUCHIでは1万円と少額から不動産投資が可能です。
また、COZUCHIでは、不動産投資の手間もかかりません。
通常の不動産投資では、物件調査、書類申請、物件メンテナンスなど多くの手間がかかります。
COZUCHIでは、その点を運営会社等が実施しているため、あなたはインターネット上でファンドを選ぶだけで面倒なく投資できます。
以下は、ファンドの詳細画面です。
物件情報も丁寧にまとめられています。
[出典:COZUCHI]
「概要」では、ファンドの特長やポイント、投資シミュレーション、配当ポリシーなどがまとめられています。
「プロジェクト情報」では、不動産の詳細情報がまとめらています。土地、建物の情報などを確認できます。
「マーケット情報」では、対象物件のエリアに関するマーケット情報がまとめられています。
「スケジュール」では、ファンドの運用、配当、償還などのスケジュールがまとめられています。
「リターン」は、ファンドの出資者のみ確認できる内容です。
「リスク」では、一般的な不動産投資に関するリスクがまとめられています。
「事業者概要」では、ファンドの運営会社と販売会社がまとめられています。
これだけ詳細にまとめられていると、安心して投資判断を行うことができます。
万が一、現金が必要になれば、途中換金も可能です。
ただし、事務手数料が3.0%~5.5%がかかる点には留意しておきましょう。ファンドによって無料期間が設けられている場合があります。
インカムゲイン型とキャピタルゲイン重視型の2種類のファンドをラインナップ
「インカムゲイン型」とは、賃料収入(運用益)から安定的な配当に期待できるファンドです。
「キャピタルゲイン重視型」とは、賃料収入に加え売却益からより高利回りな配当に期待できるファンドです。
一般的な不動産クラウドファンディングは、インカムゲイン型が多いですが、COZUCHIではキャピタルゲイン重視型のファンドも取り扱っています。
具体的なファンドは、利回り分析の表を参照してください。
このキャピタルゲイン重視型は、運営会社等の不動産の目利き(安く、良い物件を仕入れること)が重要です。
COZUCHIは、この目利きに強みを持っており、高利回りの実績があります。
優先劣後出資方式、マスターリース契約、買取保証で、元本割れリスクを低減
COZUCHIは、元本割れリスクの低減のため、優先劣後出資方式を採用しています。
簡単に言うと、ファンド出資時に、あなた(優先出資者)と運営会社等(劣後出資者)の両者からお金を集め、収益分配や元本償還に優先順位をつける仕組みです。
劣後出資者が売却損を先に負担することになるので、仮に物件の売却価格が想定価格を下回っても、優先出資は元本割れしにくいことになります。
具体的な元本割れケースは、「COZUCHIの元本割れリスクを理解していますか?」で詳しく解説していますので、ご覧ください。
また、安定的な配当を実現するため、マスターリース契約を採用しています。
マスターリース契約とは、簡単に言うと、賃料保証です。物件運用時の空室による賃料収入減に対するリスクを低減しています。
COZUCHIでは、リーシングリスク(賃貸物件において、建物完成後もテナントが決まらず見込み通りの収入を上げることができないリスク)が高いと判断される場合に、マスターリース契約が行われる場合があります。
さらに、物件の買取保証を採用しています。
キャピタルゲイン重視型は、対象物件を売却してリターンを得るため、物件を売却できないリスクを低減するために、買取保証契約が行われる場合があります。
3.COZUCHIのファンドの利回り分析及び配当分析
あなたが一番気になっているのは、ファンドの利回りと配当ではないでしょうか。
ここでは、想定利回りに基づく分析と、実績利回りに基づく分析を理解しておきましょう。
想定利回り分析
短期運用型ファンド
ここでは、一般募集以降のファンドについて利回り分析を解説します。
現時点、90ファンド募集がありました。
わかりやすいように、横軸に想定運用期間(ヶ月)、縦軸に想定利回り(%/年)を分布図にしています。
想定運用期間は3ヶ月~84ヶ月、想定利回り4.0%~20.0%で、中央値は12ヶ月で6.0%です。
安定性が高い日経平均採用銘柄のうち、最も予想利回りが高いJFEホールディングス(証券コード:5411)でも4.69%です。[2024.7.12時点]
その点を考慮しても、COZUCHIの想定利回りは、高いと言えます。
各ファンド(I:インカムゲイン型、C:キャピタルゲイン重視型)について、最低投資額である1万円投資したときの想定配当金(円)についてまとめています。
COZUCHIの短期運用型ファンドでは、1万円投資時に、想定配当金200~7,000円が期待できるようです。
ファンド名のリンク先は、各ファンドの解説記事です。
ファンド名 | ファンド種別 | 想定運用期間(ヶ月) | 想定利回り (%) |
配当金(円)* |
下北沢開発プロジェクト フェーズ1 | C | 14 | 4.5 | 525 |
港区南麻布プロジェクト 1棟ビル追加取得 | C | 24 | 5.0 | 1,000 |
六本木7丁目一棟ビル | C | 18 | 5.5 | 825 |
渋谷区代々木上原一棟マンション | I | 36 | 4.5 | 1,350 |
箱根町 強羅 事業用地 フェーズ2 | C | 20 | 5.0 | 833 |
代々木駅前開発プロジェクト | C | 6.9 | 10.0 | 576 |
茨城県 つくばみらい市 事業用地 フェーズ2 | C | 12 | 5.0 | 500 |
中央区銀座 商業ビルⅡ | C | 12 | 7.5 | 750 |
渋谷区初台一棟マンション | I | 14 | 5.0 | 583 |
南青山開発プロジェクト フェーズ1 追加取得 | C | 10 | 4.0 | 333 |
高円寺プロジェクト | C | 8 | 6.0 | 400 |
中央区銀座 商業ビル | C | 12 | 9.0 | 900 |
大田区 南千束 レジデンス用地 | C | 12 | 4.5 | 450 |
北青山 開発プロジェクト フェーズ2 | C | 14 | 9.0 | 1050 |
千駄ヶ谷 開発プロジェクト フェーズ2 | C | 11.5 | 4.0 | 383 |
港区南麻布プロジェクト-ビル2棟- | C | 12 | 5.0 | 500 |
港区南麻布プロジェクト-区分マンション- | I | 12 | 5.0 | 500 |
港区南麻布プロジェクト-底地- | C | 12 | 5.0 | 500 |
相模原リニア開発残土受入れプロジェクト フェーズ3 | I | 12 | 7.5 | 750 |
渋谷区広尾底地フェーズ3 | I | 24 | 4.5 | 900 |
京都"ANAクラウンプラザホテル” バリューアッププロジェクト フェーズ2 | C | 12 | 9.0 | 900 |
渋谷区道玄坂プロジェクト | C | 14 | 4.5 | 525 |
南青山開発プロジェクト フェーズ1 | C | 16 | 4.0 | 533 |
渋谷区松濤 一棟レジデンス | C | 24 | 6.0 | 1200 |
大船 マンション用地 プロジェクト | C | 18 | 7.0 | 1050 |
京都 ANAクラウンプラザホテル バリューアッププロジェクト 敷地共有持分 追加買取 | C | 4 | 7.0 | 233 |
代々木公園 プロジェクト | C | 8 | 5.0 | 333 |
京都“HOTEL CANATA KYOTO” | I | 60 | 5.0 | 2500 |
横浜 元町・中華街 プロジェクト | C | 12 | 5.0 | 500 |
栃木県日光市 ホテル開発素地 | C | 24 | 6.0 | 1200 |
広尾区分店舗 フェーズ3 | I | 12 | 4.5 | 450 |
六本木事業用地Ⅱ フェーズ3 | C | 15 | 7.0 | 875 |
茨城県つくばみらい市 事業用地 | C | 15 | 5.0 | 625 |
稲村ケ崎開発プロジェクトフェーズ2 | C | 12 | 6.0 | 600 |
京都 ANAクラウンプラザホテル | C | 9 | 9.0 | 675 |
箱根町 強羅 事業用地 | C | 18 | 7.0 | 1050 |
千駄ヶ谷 開発プロジェクト フェーズ1 | C | 11 | 4.0 | 366 |
北青山 開発プロジェクト フェーズ1 | C | 12 | 4.0 | 400 |
目黒区東が丘レジデンス | C | 12 | 5.0 | 500 |
西麻布 一棟マンション フェーズ2 | C | 24 | 6.0 | 1200 |
相模原 リニア開発プロジェクト フェーズ2 | I | 12 | 7.5 | 750 |
虎ノ門 再開発プロジェクト 追加買取ファンド | C | 3 | 8.0 | 200 |
新宿区〈曙橋〉事業用地 フェーズ1 追加買取ファンド | C | 6 | 6.0 | 300 |
渋谷区広尾底地プロジェクトフェーズ2 | I | 12 | 4.5 | 450 |
世田谷区 下馬 | C | 12 | 4.5 | 450 |
新橋 事業用地Ⅱ | C | 12 | 4.5 | 450 |
新橋 事業用地Ⅰ | C | 14 | 5.3 | 618 |
神宮前 開発プロジェクト | C | 12 | 5.0 | 500 |
渋谷駅前開発プロジェクト | C | 10 | 9.0 | 750 |
自由が丘 一棟ビル | I | 18 | 5.0 | 750 |
広尾 一棟ビル | C | 12 | 7.0 | 700 |
新宿区〈曙橋〉事業用地 追加買取 | C | 10 | 6.0 | 500 |
市ヶ谷 区分オフィス | C | 18 | 5.0 | 750 |
市ヶ谷 区分店舗 | C | 18 | 5.0 | 750 |
湯島 事業用地 | C | 18 | 6.0 | 900 |
秋葉原 事業用地 | C | 12 | 4.5 | 450 |
代々木公園 事業用地 追加取得ファンド | C | 10 | 8.0 | 666 |
伊東市川奈 リゾート開発用地<EXITプラス>フェーズ2 | C | 12 | 8.0 | 800 |
虎ノ門 再開発プロジェクト フェーズ1 | C | 12 | 4.0 | 400 |
新宿区〈曙橋〉事業用地 フェーズ1 | C | 12 | 6.0 | 600 |
六本木 事業用地Ⅱ | C | 12 | 10.0 | 1000 |
代々木公園 事業用地 | C | 12 | 10.0 | 1000 |
広尾 区分店舗II | I | 12 | 4.5 | 450 |
稲村ヶ崎開発プロジェクト | C | 12 | 6.0 | 600 |
学芸大学 EXITファンド | C | 3 | 13.0 | 325 |
銀座 EXITファンドⅡ | C | 3 | 10.0 | 250 |
渋谷区広尾借地プロジェクト | I | 9 | 6.5 | 487 |
西麻布 一棟マンション | C | 12 | 6.0 | 600 |
相模原 リニア開発プロジェクト | I | 12 | 7.5 | 750 |
銀座 EXIT | C | 6 | 10.0 | 500 |
渋谷区広尾 底地プロジェクト | I | 12 | 4.5 | 450 |
六本木事業用地Ⅱ | C | 6 | 10.0 | 500 |
渋谷区神泉エリア 開発プロジェクト | C | 6 | 5.5 | 275 |
下赤塚 一棟マンション | I | 36 | 6.0 | 1800 |
中央区八丁堀 開発用地 | C | 12 | 6.0 | 600 |
渋谷区神泉エリア 区分店舗 | I | 24 | 6.0 | 1200 |
平塚 一棟マンション | C | 6 | 10 | 500 |
豊島区目白 区分マンション | I | 12 | 4.5 | 450 |
品川駅前 再開発エリア3区分レジ | C | 84 | 10.0 | 7000 |
六本木 事業用地 | C | 3 | 20.0 | 500 |
江東区東陽町 区分マンション | I | 6 | 4.5 | 225 |
伊東市川奈 高級リゾート開発用地 | C | 12 | 8.0 | 800 |
三宿エリア複合ビル | I | 12 | 5.0 | 500 |
田端 EXITファンドI | C | 3 | 12.0 | 300 |
品川区 五反田Ⅱ | C | 6 | 9.0 | 450 |
広尾 区分店舗 | I | 12 | 4.5 | 450 |
練馬区 武蔵関I | C | 6 | 12.0 | 600 |
神奈川県 武蔵新城1 | C | 6 | 10.0 | 500 |
世田谷区 経堂II | I | 6 | 4.5 | 225 |
神奈川県 茅ヶ崎I | I | 12 | 6.0 | 600 |
最小値 | --- | 3 | 4.0 | 200 |
最大値 | --- | 84 | 20.0 | 7000 |
中央値 | --- | 12.0 | 6.0 | --- |
平均値 | --- | 13.7 | 6.6 | --- |
*配当金は、1万円投資時で、小数点以下、切り捨てで算出。
中長期運用型ファンド
現時点、3ファンド募集がありました。
わかりやすいように、横軸に想定運用期間(ヶ月)、縦軸に想定利回り(%/年)を分布図にしています。
想定運用期間は10年、想定利回り3.6%~4.1%で、中央値は10年で4.0%です。
短期運用型ファンドと比較すると、やや想定利回りは低めです。
各ファンドについて、最低投資額である10万円投資したときの想定配当金(円)についてまとめています。
COZUCHIの中長期運用型ファンドでは、10万円投資時に、想定配当金36,000~41,000円が期待できるようです。
ファンド名 | 想定運用期間(年) | 想定利回り | 配当金(円)* |
熱海 ACAO FOREST Parking プロジェクト | 10 | 4.0 | 40,000 |
三軒茶屋ターミナルビル区分(地下1階~2階部分) | 10 | 4.1 | 41,000 |
ウィスタリアプラザ | 10 | 3.6 | 36,000 |
最小値 | 10 | 3.6 | 36,000 |
最大値 | 10 | 4.1 | 41,000 |
中央値 | 10 | 4.0 | --- |
平均値 | 10 | 3.9 | --- |
*配当金は、10万円投資時で、小数点以下、切り捨てで算出。
実績利回り分析
上記の想定利回りは、あくまでファンド募集時の「想定」です。
重要なのはファンド終了時の「実績」です。
現時点、運用が終了した短期運用型ファンドは、インカムゲイン型で12ファンド、キャピタルゲイン重視型で43ファンドありました。
インカムゲイン型では、すべてのファンドで、実績利回りは想定利回りを上回っていました。
キャピタルゲイン型では、1ファンドを除き、実績利回りは想定利回りを上回っていました。
リターン倍率は、インカムゲイン型では1.00~7.33倍、キャピタルゲイン重視型では0.96~23.63倍とかなりの実績がありました。
ファンドタイプ | 想定利回り(%) | 実績利回り(%) | リターン倍率 |
インカムゲイン型 | 4.5-7.5 | 4.5-33.0 | 1.00-7.33 |
キャピタルゲイン重視型 | 4.0-20.0 | 4.0-283.5 | 0.96-23.63 |
詳しい分析は、「COZUCHIは怪しい?ファンドの実績利回りで判断しよう」でまとめていますのでご覧ください。
4.COZUCHIの評判
COZUCHIを使うか検討しているなら、評判が気になりますよね。
しかし、ネット検索で出てくるのは、個人の見解に基づく主観的な評判が多いです。
そこで、私は客観的な評判を分析するために、「ファンド募集到達率」を用いています。
「ファンド募集到達率」は、私が独自に定義した用語で、募集金額に対する応募金額の割合を指します。
この数値が、不動産クラウドファンディングの評判(人気度)を客観的に判断できるため、最も重要な指標と考えています。
短期運用型ファンドの評判
現時点、93ファンドの募集が終了しています。
募集金額1,300万円~1,100,000万円(110億円)に対し、募集到達率は、1件は59%、1件は99%、それ以外のファンドで100%以上で、非常に良好なサービスと考えられました。
過去最大ファンドは「京都"ANAクラウンプラザホテル” バリューアッププロジェクト フェーズ2」の110億円でしたが、112%の募集到達率でその人気度が伺えました。
詳しい分析は、「COZUCHIの評判をファンド募集到達率で客観的に分析」でまとめていますのでご覧ください。
中長期運用ファンドの評判
現時点、3ファンドの募集が終了しています。
募集金額46,650万円~64,300万円~に対し、すべてのファンドで募集到達率は100%以上で、良好なサービスと考えられました。
詳しい分析は、「COZUCHIの評判をファンド募集到達率で客観的に分析」でまとめていますのでご覧ください。
5.COZUCHIのファンドの募集方式と当選確率
COZUCHIの募集方式には「先着順」と「抽選」があります。多くの場合は、焦らず申し込みできるように「抽選」です。
また、誰でも参加できる「一般募集」とCOZUCHIポイントで申し込む「チャレンジポイント募集」の2種類があります。
チャレンジポイント募集とは、COZUCHIポイントを使用することで、抽選に当選しやすくなるポイントプログラムです。
ファンドの一般募集(キャンセル枠の募集は除く)に申し込みし、抽選にはずれた方に、COZUCHIポイントが1ptプレゼントされます。
COZUCHIは、非常に人気のため、中々抽選に当選しないという方にも、新たなチャンスが広がります。
チャレンジポイント募集では、保有しているCOZUCHIポイントを使って、抽選を行います。COZUCHIポイントの高い投資家様から抽選に当選します。
例えば、以下の3名の方が、チャレンジポイント募集に申込むとします。
- Aさん:10pt(申込額10万円)
- Bさん:5pt(申込額100万円)
- Cさん:3pt(申込額5万円)
この場合、COZUCHIポイントが多い順、Aさん、Bさん、Cさんの順に当選します。
チャレンジポイント募集で落選した場合は、チャレンジポイントは±0で戻ってきます。
ただし、当選後にキャンセルしてしまうと、チャレンジポイントは戻ってこないので注意が必要です。
2024年5月以降、一般募集とチャレンジポイント募集の当選確率が開示されるようになりました。
直近のファンドの当選確率は、一般募集では0.4%~70.5%(9件)、チャレンジポイント募集(2件)では4.5%~62.7%でした。
ファンドの募集金額と応募金額によって、当選確率は大きく異なります。
一般募集及びチャレンジポイント募集の両方があった「中央区銀座 商業ビルⅡ」では、当選確率は、一般募集で36.6%、チャレンジポイント募集で62.7%と、チャレンジポイント募集の方が当たりやすいことがわかりました。
詳しい分析は、「COZUCHIは当たらない?チャレンジポイント募集の当選確率は?」でまとめていますのでご覧ください。
6.COZUCHIの口座開設(会員登録)と手数料
COZUCHIでは、以下の手数料がかかりません。
- 会員登録費用
- 口座開設費用
- 出金手数料(月1回まで無料、それ以降は330円)
- 元本償還・配当時の振込手数料
出資時の振込手数料は、「クイック入金」と「銀行口座」で異なっています。
クイック入金は、対応している銀行口座を持っている場合、振込手数料は無料です。
一方、対応している銀行口座を持っていない場合は、銀行振込で振込手数料がかかります。この場合は、振込手数料が無料回数がついている銀行等を利用しましょう。
デポジット口座とは、一時的な預かり金を保持しておける口座です。
COZUCHIでデポジット口座を利用できるファンドは、一部に限定されています。対象ファンドに投資した場合は、元本償還や配当金がデポジット口座(デポジット残高)に振り込まれます。そのため、これらの現金を次回の対象ファンド出資時に利用できます。
詳しい口座開設方法は、「最新キャンペーンはコレ!COZUCHI(コヅチ)のお得な口座開設方法」をご覧ください。
7.COZUCHIのポイントサイト及びキャンペーン
COZUCHIのポイントサイト
ポイ活でお得に始めたいと思いますよね。
現時点、モッピーというポイントサイトから登録すると、以下のポイ活が可能です。
投資家登録+10万円投資完了で、4,000Ptもらえます。
[注]2024.7.31時点のもの
COZUCHIのキャンペーン
COZUCHIでは、2ヶ月に1回程度、一般キャンペーンが実施されています。
その他、当メディア読者限定キャンペーンを定期的に実施させていただいています。
現時点、当メディア読者限定キャンペーンが実施中です。
概要は、次の通りです。
- 実施期間:2024.11.5~12.31
- 対象条件:下記の当メディア限定リンクより、1)12.31までに新規投資家登録申請を行い、2025.1.15までに審査が完了した方(不備等があった場合はその修正・補完も含む)、2)投資家登録から180日以内にファンドに30万円以上投資完了
- 特典:1)もれなく、Amazonギフトカード2,000円分プレゼント、2)投資額に応じてAmazonギフトカードプレゼント(プレゼントされるまで退会しないようにしましょう。)
条件1)は、投資家登録だけなので、厳しくありません。
ポイントサイトでは、投資家登録だけではポイントは付与されませんが、当メディア読者限定キャンペーンでは2,000円がもらえるためお得です。
条件2)は、投資金額に応じて、プレゼント金額が以下のように変わります。
- 30万円以上:1,500円分
- 50万円以上:3,000円分
- 100万円以上:7,000円分
- 200万円以上:16,000円分
- 300万円以上:27,000円分
- 500万円以上:48,500円分
最大、50,500円もプレゼントされます。
非常にお得なキャンペーンですので、下記の当メディア限定リンクより、ご活用ください。(※ポイントサイト経由だとキャンペーンの対象となりません)
リンク先に以下の画像が表示されます!
8.COZUCHIの配当金の確定申告
COZUCHIの配当金(分配金)は、「雑所得」となり、総合課税扱いとなります。
分配金から20.42%(所得税+復興特別所得税)の源泉徴収をした後、登録されている取引口座に振込されます。
源泉分離課税ではないため、原則ご自身で確定申告が必要です。
ただし、給与所得を1ヵ所から受けていて、給与所得・退職所得以外の所得の合計が20万円以下の方は、確定申告は不要です。
確定申告時には、会社名、会社住所、支払金額、源泉徴収額が必要です。
COZUCHIでは、各種書類の年間取引報告書から確認できます。
9.その他気になること
Q1.COZUCHIの抽選は、応募金額が多い方が当たりやすいのか?
いいえ。抽選式ではシステムで当選者を自動的に決定されます。
[運営会社に確認済み]
Q2.COZUCHIの抽選は、部分当選はあるのか?
(例えば、最低1口からの応募で、10口応募した場合に、5口だけ当選するなど)
ファンドにより異なります。部分当選があるファンドもあります。
[運営会社に確認済み]
Q3.COZUCHIのリセールファンドとは?
COZUCHIでは、投資家からの買取申請により、事業者が買取した(地位譲渡を受けた)優先出資持分を再販売(再募集)するファンド「リセールファンド」の募集もあります。
過去には、以下のようなリセールファンドがありました。
-
相模原 リニア開発プロジェクト(想定利回り:59.5%)[2022.12]
-
自由が丘 一棟ビル(6.0%)[2022.12]
-
シャトー高輪(10.3%)[2022.12]
-
代々木公園事業用地(21.2%)[2022.12]
-
稲村ケ崎開発プロジェクト(17.2%)[2022.12]
- 大船 マンション用地 プロジェクト(14.13%)[2024.6]
- 京都 “ANAクラウンプラザホテル” バリューアッププロジェクト フェーズ2(18.0%)[2024.6]
- ウィスタリアプラザ 世田谷区下馬 一棟ビル(3.6%)[2024.6]
- 三軒茶屋ターミナルビル区分(4.1%)[2024.6]
- 熱海 ACAO FOREST Parking プロジェクト(4.0%)[2024.6]
まとめ
COZUCHIは、1万円と少額から不動産に投資でき、想定利回りの配当金に期待できる不動産クラウドファンディングサービスです。
不動産クラウドファンディングには、株式や債券と異なり相場がなく、日々の価格変動を追って、ハラハラする必要はありません。
そのため、相場に影響されにくい投資をしたい方には、COZUCHIはおすすめです。
また、株式や債券を保有していて、ポートフォリオの拡大や分散のために、想定利回りが決まっているCOZUCHIを利用してみてはいかがでしょうか。
COZUCHIを利用するか否かの参考になれば、幸いです。
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